サウナ用語集
あ行
アウフグース
ドイツ発祥のサウナの儀式で、サウナストーブに水をかけ、その蒸気をタオルや団扇でサウナ室内に送り、温度や湿度を均等に行き渡らせるパフォーマンスです。
アウフギーサー
アウフグースを行う人。熱波師ともいいます。
アロマ水
水にエッセンシャルオイルを加えたものでサウナストーンにかける
U15(アンダー15)
15℃以下の水風呂のこと。
15℃を下回る水風呂は「しっかり冷えている」ということから、15℃以下が総称されるように。1温度が1ケタ台になると「グルシン水風呂」と呼ばれます。
ヴィヒタ(Vihita)/ヴィサ(Vihta)
白樺の枝葉を束ねたもので、サウナで身体を軽く叩くことで血行を促進し、リラクゼーション効果を高めるとされます。
ウェルビーイングサウナ
心と体の健康を意識して楽しむサウナのスタイル。温浴、冷水浴、休憩をバランスよく取り入れることで、リラックスと健康促進を目指します。
産湯(うぶゆ)
はじめてサウナに目覚めた施設のこと。あるいは、はじめて「ととのい」を体験した施設のことを指します。
オーバーヒート
サウナに長時間入り過ぎたり、無理して高温に耐えた結果、体調が悪くなること。サウナは適度な時間で楽しむことが大切です。
オロポ
オロナミンCとポカリスエットを混ぜた飲み物。サウナ後の水分補給とエネルギー補給に最適です。
あまみ
サウナと水風呂を繰り返していると血流が良くなり体に赤いまだら模様のようなものが現れる。体内の毛細血管が拡張したもの?と言われている
か行
外気浴(がいきよく)
サウナで十分に温まった後、外の新鮮な空気を吸いながら体を冷やすことです。これにより、血行が促進され、リラックス効果が高まります。
かけず小僧
「かけず小僧(かけずこぞう)」は、銭湯や温泉などの施設で見かける注意喚起のキャラクターで、主に「かけ湯をせずに浴槽に入ってはいけない」というマナーを伝えるために使われています。日本の風呂文化においては、浴槽に入る前に体をしっかり洗ったり、かけ湯をして汚れや汗を落とすのがマナーです。
「かけず小僧」は、このマナーを守らない人を比喩的に表現したキャラクターで、漫画やポスターなどでコミカルに描かれ、施設内でのマナー意識を高める役割を果たしています。
カラカラサウナ
特に乾燥したドライサウナのこと。湿度が極めて低く、空気が「カラカラ」に乾燥している状態を指します。
ガンギマリ
非常にととのった状態のこと。五感が研ぎ澄まされ、脳がシャキッとした状態を指します。
グルシンまたはグルシン風呂
水風呂の温度が一桁台であること。語源は「シングル」から来ています。
さ行
サ活(サウナ活動)
サウナに行くこと、またはサウナを楽しむ活動全般を指す略語です。サウナでの楽しみ方を日常の一環として楽しむ人々がよく使います。
サウナストーブ
サウナ室内に設置されている熱源のこと。電気や薪を使って石を加熱し、ロウリュで蒸気を発生させます。
サウナゾンビ
サウナ→水風呂→外気浴を何度も繰り返してしまう人のことです。
サウナハット
頭を高温から守るための帽子です。特に長時間のサウナで頭部を保護し、快適にサウナを楽しむために使われます。
サウナマット
サウナ室内で使用する敷物。座る場所に敷いて使い、熱や湿気から直接座面を守ります。
サ飯(サウナ飯)
サウナ後に食べる食事のこと。サウナ後の爽快感を味わいながら食べる食事は特別で、サ飯を楽しむ人も多いです。
サ室
サウナ室の略語です。サウナに入ることを「サ室に入る」と言うこともあります。
塩サウナ
サウナ室内で塩を体に塗り、発汗を促進するサウナです。塩にはデトックス効果があり、肌がすべすべになると言われています。
スチームサウナ
湿度が高いサウナ。蒸気を使用して温度を上げるため、ドライサウナに比べて温度は低め(40〜50℃程度)ですが、湿度が高いため体感温度は高く感じられます。
セルフロウリュ
サウナ利用者自身がサウナストーブに水をかけて蒸気を発生させること。
た行
玉座(ぎょくざ)
サウナ室内でもっとも「熱」を感じられる位置のことです。
ととのう
サウナに入った後、水風呂に入り、その後に休憩をするという一連の流れによって、心身がリラックスして「気持ちいい状態」になることを指します。
ドライサウナ
湿度が低く、高温(80〜100℃程度)であるサウナ。日本では一般的なスタイルで、発汗効果が高いのが特徴です。
ドラクエ
別名「ドラクエサウナ」という用語で、サウナでの特定の行動を指します。複数人でサウナに来て、サウナ室、水風呂、外気浴などを常に一緒に行動する様子が、ゲーム「ドラゴンクエスト」のパーティーのように見えることからこの名がつきました。この行動は、他の利用者にとって迷惑になることが多く、特にリラックスしたい人にとっては不快に感じられることがあります。サウナは静かにリラックスする場所として利用されることが多いため、グループでの行動や大声での会話はマナー違反とされることが多いです。
な行
内気浴(ないきよく)
サウナ室内や温かい場所で体を冷やすことです。外気浴とは異なり、外の冷たい空気を吸わずに体を冷やす方法です。
熱波(ねっぱ)
サウナ室内で、熱したサウナストーンに水やアロマウォーターをかけて蒸気を発生させ、その蒸気をタオルなどで広げる行為です。これにより、サウナ室内の温度と湿度が一気に上がります。
熱波師
アウフグースを行う人を指します。タオルや団扇を使って蒸気をお客さんに向けて送る技術者です。
は行
バイブラ
浴槽内に設置されたジェット噴射装置で、水流や泡を発生させる風呂のことです。マッサージ効果があり、リラックスできます。
バレルサウナ
バレルサウナとは、樽(バレル)を横向きにしたような円筒形の屋外サウナのことです。この形状はフィンランドで伝統的に親しまれてきたもので、最近では日本でも人気が高まっています
羽衣(はごろも)
サウナ用語の「羽衣(はごろも)」とは、サウナから出て水風呂に入った際に身体の周りにできる薄い水の層のことを指します。この層は「温度の羽衣」とも呼ばれ、水風呂に入って静かにじっとしていると自然に形成されます。
この羽衣ができると、水風呂の冷たさを感じにくくなり、まるでベールをまとったような感覚になります。羽衣ができる原理は、熱を持った身体が冷水に触れることで、肌表面の水が温められ、その結果、身体の周りに薄い温かい水の層ができることです。
フィンランド式サウナ
サウナの発祥地であるフィンランドで一般的なスタイル。高温のドライサウナにロウリュを取り入れ、湿度の調整ができます。
不感風呂(ふかんぶろ)
体温とほぼ同じ温度の湯に浸かることで、体が温まることも冷えることもなく、リラックスできる風呂です。
ま行
マフィア
マフィア サウナ室の温度を勝手に上げる行為。 同室の利用者の同意を得ずにセルフロウリュウを行う行為について使われるケースもあります。
水風呂
サウナの後に入る冷水の浴槽。サウナで温まった体を急激に冷やすことで、血行促進や自律神経の調整が期待されます。
ら行
ラドル
ロウリュウの際、サウナストーンに水をかけるひしゃくの事
わ行
ロウリュ(löyly)
フィンランド語で、サウナのストーブの上に水をかけて蒸気を発生させる行為や、その蒸気のことを指します。湿度が上がり、体感温度が高くなります。