豊臣秀吉・秀長ゆかりの地【関西版】|2026年大河ドラマで注目のスポットを巡る

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2026年大河ドラマで話題必至!豊臣兄弟ゆかりの地を巡る旅

2026年のNHK大河ドラマは、豊臣秀吉とその弟・豊臣秀長に焦点を当てる作品になると発表され、戦国時代ファンの間で大きな注目を集めています。天下人として名を馳せた秀吉と、それを支えた名補佐役の秀長。二人の足跡を辿ることで、豊臣政権の礎を築いた歴史をより深く感じることができるでしょう。

本記事では、大阪・京都・奈良・滋賀・和歌山といった関西地方に点在する、豊臣兄弟ゆかりのスポットを紹介します。大河ドラマをより楽しむための予習として、また戦国史跡巡りの旅の参考として、ぜひチェックしてみてください。

大阪城(大阪府)— 豊臣政権の中心地

出典:O-DAN

豊臣秀吉が天下統一を果たし、その権力を示すために築いたのが大阪城です。現在の大阪城は江戸時代に再建されたものですが、天守閣の展望台からは秀吉が見たであろう大阪の景色を堪能できます。城内の大阪城天守閣博物館では、豊臣家にまつわる貴重な資料も展示されており、秀吉の生涯を学ぶには最適な場所です。

海外の観光客が多いのでチケット購入で行列になることもしばしば。。WEBで事前に購入しておくことをおすすめします。

住所:大阪府大阪市中央区大阪城1−1

大阪の日本の城・城跡体験・ツアー

天下人の栄華と動乱の歴史を刻む名城の聖地巡礼ツアーガイド(大阪城エリア)

侍達の最後の大戦である大坂の陣で敗北し落城までの哀しき聖地を、戦らしく甲冑兜姿で偲んで巡礼していくプランです。

ヘリコプターフライト大阪の街&大阪城コース

ヘリコプターチャータークルーズで日本一の高層ビル「アベノハルカス」や大阪市ビル街~大阪城~大阪ベイサイドエリア~ユニバーサルスタジオ上空まで周遊します。耐空時間約15分。ヘリコプターフライトでしか感動できないダイナミックな世界をご体験いただき、思い出に残るフライトを人生の1ページに刻みませんか?

ヘリコプター貸し切りフライト!
前席窓席でヘリコプターから撮影できます!ヘリコプターならではの空からの眺めをお楽しみください!煌く海を真下に感じ、高層ビルが立ち並ぶダイナミックな大阪のビル街から突如現れる大阪城!

醍醐寺— 「醍醐の花見」

出典:photoAC

醍醐寺は平安時代創建の歴史ある寺院で、醍醐天皇の勅願寺として繁栄しましたが、戦乱により一時壊滅状態となりました。その後、豊臣秀吉によって復興されました。

秀吉は「ここで花見をしたい」と言い出し、近隣諸国から約700本の桜を移植。さらに三宝院の庭園を造営し、仁王門の修理や殿舎の新築など大規模な準備を進めました。そして旧暦3月15日、正室の北政所や側室の淀殿をはじめ、家臣ら約1300人を招き、豪華絢爛な花見を開催しました。

この「醍醐の花見」の様子は、昭和27年から毎年4月第2日曜日に行われる「豊太閤花見行列」として再現され、現在も多くの人々に親しまれています。

住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
電話番号:075-571-0002

長浜城(滋賀県)— 出世の第一歩を刻んだ城

秀吉が最初に城持ち大名となったのが長浜城です。織田信長から浅井氏の旧領を与えられた秀吉は、この地で自らの城を築き、城下町の発展にも尽力しました。現在の長浜城は昭和に再建されたものですが、長浜城歴史博物館では戦国時代の長浜の歴史や、秀吉の若き日々について詳しく知ることができます。

住所:滋賀県長浜市公園町10−10

郡山城跡(奈良県)— 大和を治めた秀長の城

豊臣秀長が大和国(現在の奈良県)の領主として本拠を構えたのが郡山城です。秀長は治世にも優れ、大和の経済を発展させた名君として知られています。現在、郡山城跡は公園として整備されており、春には桜の名所としても人気があります。

住所:奈良県大和郡山市城内町2−255

聚楽第跡(京都府)— 秀吉の権勢を象徴する幻の御殿

秀吉が築いた華麗な政庁兼邸宅、それが聚楽第です。現在は石碑が残るのみですが、当時は諸大名が参勤する場であり、豊臣政権の中心的な存在でした。遺構の一部は京都御苑内の蛤御門付近などで見ることができます。

住所:京都府京都市上京区新桝屋町425

伏見城(京都府)— 晩年の秀吉が過ごした城

豊臣秀吉が晩年を過ごした伏見城も、重要なスポットです。地震で倒壊した後、再建されたものの、現在は城は残っていません。しかし、伏見桃山エリアには伏見城跡や城に関連する神社が点在し、秀吉ゆかりの地として多くの観光客が訪れます。

住所:京都府京都市伏見区桃山町大蔵45

石清水八幡宮(京都府)— 戦勝祈願をした神社

戦国武将たちが戦勝を祈願した石清水八幡宮は、秀吉も信仰したことで知られています。境内には秀吉が寄進した灯籠が現存し、当時の雰囲気を感じることができます。

住所:京都府八幡市八幡高坊30

高野山(和歌山県)— 豊臣家と関わり深い聖地

秀吉と秀長の両者が信仰した高野山も、ゆかりの地のひとつです。豊臣家の菩提寺である青巌寺(現在の金剛峯寺)には、豊臣家ゆかりの供養塔があり、戦国時代の歴史を感じることができます。

住所:和歌山県伊都郡高野町高野山132

有馬温泉(兵庫県)— 後半生だけで9回も公式に湯治

有馬温泉は、古来より舒明天皇や藤原道長、足利義輝などの名だたる人物が訪れた名湯です。豊臣秀吉が目をつけたのも、当然のことといえるでしょう。初めて有馬を訪れたのは1580(天正8)年頃とされ、三木城攻めの後に立ち寄り、二日間も眠り続けたという記録が残っています。

信長の死後、大坂城の築城を始めた秀吉は、再び有馬を訪れました。天下統一を目指す中でも、有馬の湯で心身を癒し、以後、毎年のように湯治を楽しんだと伝えられています。記録によれば、秀吉の有馬湯治は9回に及び、亡くなるまでの約15年間続けられたそうです。

また、有馬温泉を秀吉に勧めたのは、参謀であった黒田官兵衛(孝高)だったという説があります。官兵衛は元々姫路城の城主で、1579(天正7)年には自身も有馬で湯治をしています。敵方に囚われ衰弱していた官兵衛は、有馬の湯で回復し、その後も晩年まで湯治を続けていたことが書状に残されています。

こうして秀吉の度重なる訪問により、有馬温泉は「天下人の湯」としての名声を確立しました。秀吉の足跡をたどりながら、当時の温泉文化に思いを馳せるのも一興でしょう。

住所:兵庫県神戸市北区有馬町

まとめ:2026年大河ドラマを機に、豊臣兄弟の足跡を辿ろう

豊臣秀吉と秀長のゆかりの地を巡ることで、2026年の大河ドラマをより深く楽しむことができます。今回紹介したスポットを訪れ、豊臣兄弟の歴史を肌で感じてみてはいかがでしょうか?

※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合が最新の情報ではない可能性があります。詳細は各施設にご確認下さい。また、日時・場所・参加に関する条件・料金等が変更や誤記などにより実際と異なる場合がありますのでご留意ください。

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